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将棋入門!
将棋のルールと駒の動かし方
将棋は、9×9の盤上で、それぞれ20枚の駒を使って戦うゲームです。 目的は、相手の「玉将」(または「王将」)を取ることです。
基本ルール
- 交互に1手ずつ指す: 自分の番に、盤上の自分の駒を1つだけ動かすか、持ち駒を1つ盤上に置くことができます。
- 相手の駒を取る: 自分の駒を動かした先、または持ち駒を置いた先に相手の駒がある場合、その駒を取ることができます。取った駒は自分の持ち駒となり、後で使うことができます。
- 王手を防ぐ: 自分の玉将が次に取られる状態(王手)になったら、必ずその手を防がなければなりません。
- 詰み: 王手を防ぐ方法がなく、玉将を取られる状態になったら「詰み」となり、負けとなります。
駒の動かし方
将棋には8種類の駒があり、それぞれ動き方が異なります。
1. 玉将(王将)
- 動き: 縦・横・斜めに1マスだけ動けます。
- 特徴: 最も重要な駒で、取られると負けになります。
2. 金将
- 動き: 縦・横・斜め前に1マス、後ろに1マス動けます。
- 特徴: 動きが制限されますが、強力な守備駒となります。
3. 銀将
- 動き: 縦・横・斜め前に1マス、斜め後ろに1マス動けます。
- 特徴: 攻守に活躍できる駒です。
4. 桂馬
- 動き: 前に2マス、横に1マス進みます(他の駒を飛び越えられます)。
- 特徴: 独特の動きで、相手の意表を突くことができます。
5. 香車
- 動き: 前に何マスでも進めます(他の駒を飛び越えられません)。
- 特徴: 遠くまで一気に進めることができますが、後ろには下がれません。
6. 歩兵
- 動き: 前に1マスだけ進めます。
- 特徴: 最も数が多い駒で、敵陣に入ると「と金」に成ることができます。
7. 飛車
- 動き: 縦・横に何マスでも進めます(他の駒を飛び越えられません)。
- 特徴: 盤上を広く移動でき、強力な攻撃駒となります。
8. 角行
- 動き: 斜めに何マスでも進めます(他の駒を飛び越えられません)。
- 特徴: 盤上を広く移動でき、強力な攻撃駒となります。
成り
- 敵陣での成り: 自分の駒が敵陣(相手側から見て3段目まで)に入るか、敵陣にいる状態で動くと、「成る」ことができます。
- 成りの効果: 駒を裏返し、動きが変化します。多くの駒は「金将」と同じ動きになります。
- 成らない選択肢: 成ることができる場合でも、成らないという選択肢もあります。
持ち駒
- 取った駒の再利用: 相手の駒を取ると、自分の持ち駒になります。
- 持ち駒の打つ: 自分の番に、持ち駒を盤上の空いているマスに置くことができます。
- 持ち駒の制限: 歩兵は1段目、桂馬は1段目と2段目には打てません。
その他のルール
- 千日手: 同じ局面が4回繰り返された場合、引き分けとなります。
- 持将棋: 両者とも相手の玉将を詰ませることができず、勝負がつかないと判断された場合、引き分けとなります。
将棋は奥が深く、様々な戦術や戦略があります。駒の動かし方を覚え、実践を通して将棋の面白さを体験してみてください。
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