ブルーハーツを久しぶりに聞いて思ったこと

ブルーハーツを久しぶりに聴くと、そのパワフルで生々しいエネルギーに改めて心を動かされますよね。彼らの音楽は、社会的なメッセージが込められていることが多く、特に若者の心を強く揺さぶるところがあります。経済学者として考えると、ブルーハーツの曲は、1980年代から1990年代にかけての日本の社会や経済状況を反映している部分があります。

この時代は、日本がバブル経済の頂点に達していた時期で、その後の経済的な停滞に向かう過渡期でもありました。ブルーハーツの歌詞には、そうした時代の空気や若者の不安、反体制的な思いが色濃く反映されています。経済が右肩上がりの成長を続ける中で、社会の矛盾や個人の置かれた状況への批判的な視点が感じられます。

また、彼らの音楽はシンプルで直接的なメッセージが特徴で、経済学の世界においても、複雑な理論やデータに隠れがちな「人の心」や「社会の実態」を見つめ直すきっかけを与えてくれるように思います。音楽は時に、経済の数値やトレンドだけでは捉えられない社会の感情や動きを映し出す鏡のようなものですから。

こんな事を書いたのは、Amazonで何気なく昔のCDを眺めていたら、ブルーハーツ30周年のベストアルバムを見つけて、購入してしまったのが切っ掛けです。

ブルーハーツのメッセージと、甲本ヒロトの声で、血が滾っていた若い頃の事を思い出し、何だか感慨深い時間を過ごしました。

わたしが一番思い入れのある歌は、終わらない歌と、ラブレターかな。リンダリンダやトレイントレインよりも印象深い歌です。


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